新福寺の年間行事予定
1月1日、檀家の皆様が各地の神社佛閣に初詣する前に、菩提寺にまずおまいりしてからという事から集まり、0時と同時に法要を営みます。近年は、祈願とお札を出すので、檀家以外の方も参加しにぎわいます。
祈願とお札は、事前の申し込みをしていただきます。お札は、「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」「交通安全」などで一札一札、手で書き上げています。一札三千円。電話で受け付けております。
法要後、参拝者には、地酒のにごり酒が振舞われます。青竹の徳利と猪口にての濁り酒がまた、参拝者の人気を呼んでいます。
「彼岸会」と言います。
私たちの住む世界を此岸(しがん)といい、佛様の住む世界を彼岸(ひがん)と言います。佛教では、全ての思考について右にも左にも片寄らない事を一番良しとします。
そのことから、昼と夜の長さが同じこの中日と前後七日間に極楽に住んでいるご先祖様を供養(墓参り)する事を彼岸会、と言います。(9月秋彼岸も同じです)
花祭り、は、「潅佛会」の俗称。釈尊誕生佛を花で飾り付けた御堂に安置し、参拝に来た方に甘茶をかけてもらう祭りです。
釈尊は、今から二百五十年前、北インドからネパールとの国境に近いところで生まれました。生まれた時、天から甘露の雨がお祝いに降りそそいだということから、甘茶をかけてお祝いします。
近隣のご住職にお手伝いいただき檀家各家の先祖供養をお塔婆を上げて行います。
釈尊は、弟子の阿難が餓鬼に短命を宣告され、釈尊に教えをこうたところ、「餓鬼に食物を施せば救われる」と教えられた事に由来します。ご先祖供養する事により、長生きを願い、併せて食物の大切さ、困っている人への施しを学ぶという儀式です。
大釜で茹でたうどんを食してから法要に参列します。
「餓鬼」とは、悪行の報いとして餓鬼道に落ちた亡者をいいます。痩せ細っていて、のどが細く飲食することができません。常に飢渇に苦しんでいるといわれています。
お盆、又は、精霊会ともいいます。
当寺では、月遅れの8月13日から16日迄を盂蘭盆会としています。
釈尊の弟子、目蓮の母が餓鬼道に落ちて苦しんでいるのを知り、釈尊に教えをこうたところ「夏の修行が終わった大勢の僧侶に供養すれば母は救われる」と教えられた事から、迎の盆(8月13日)、墓前にて迎え火を焚き、亡くなった方を家に連れて帰 り新しい住い精霊棚を作りご馳走を供え迎え入れる。この間に家に僧侶が来てお経を上げて供養する(棚経)。そして16日に精霊を又、先祖が眠る墓地に送る。
自分の命を継いで下さった両親、祖父母、先祖と佛、佛の教え、伝える僧侶(佛・法・僧)を敬い供養することが盂蘭盆会の意味です。
「彼岸会」と言います。
私たちの住む世界を此岸(しがん)といい、佛様の住む世界を彼岸(ひがん)と言います。佛教では、全ての思考について右にも左にも片寄らない事を一番良しとします。
そのことから、昼と夜の長さが同じこの中日と前後七日間に極楽に住んでいるご先祖様を供養(墓参り)する事を彼岸会、と言います。(3月春彼岸も同じです)
檀家の皆さんがご先祖を供養するように、寺も開山上人以来歴代の上人を供養する、これが開山忌であります。
当寺は、1272年結城広綱公が知栄和尚に帰依し、新福寺を開山して以来、結城から下妻の地に移った後も今日まで継いで来た歴代の上人を供養する行事で、手作りの赤飯とお菜の昼食を食べて法要に参列します。
その他にも、随時「三日小坊主の集い」「佛教フォーラム」「御香会」「写経」なども開催しております。
開催時には、当Webサイトでも告知して参りますので、お気軽にご参加いただければと思います。